【新唐人2012年8月18日付ニュース】中国当局は2004年から8年間で10人を射殺した強盗犯・周克華を8月14日、重慶市沙坪壩区で射殺した報道しましたが、数々の証拠から死者は周克華ではないとの疑惑が浮上しています。
NTDTV評論家 趙培
ネットユーザーが射殺されたのは周克華ではなく、湖南省の私服警官が誤って射殺された可能性があると指摘しました。その後8月17日、新たな証拠が発見されました中共が公表した射殺現場の写真から、ネットユーザーは死者の身の回り品には警察用具が一式入っている事を発見。
現場写真を見てみましょう。この黒い入れ物は警察用ロープのカバーと同じです。この種の警察用ロープは軍需製品で、「警察用無痕ロープ」ともいい、やわらかいので犯人を縛りやすく、結び目も解きにくく 強靭です。この種のロープは野外活動の救命用としても使われます。
当局の報道によると、周克華の拳銃はミャンマーから入手したM20型拳銃で、中共が1960年ベトナムに援助した五四式拳銃の海外援助版だそうです。しかし、ネットユーザーは現場の拳銃はM20ではなく、1999年から軍と警察の装具となった92式拳銃ではないかと疑っています。また死者の拳銃カバーの記章も警察用であることに気づきました。
現場で発見された携帯電話は警察用特殊携帯だそうです。この種の携帯は隠し録音、隠し撮りの性能があり、隠し撮り用のレンズがあり、高画質の映像と画像の撮影が可能で、レンズは隠されています。携帯電話の性能も全てあり、バッテリが長持ちし、携帯の容量も大きいそうです。
もう一つの警察用具はこのカードケース、こちらにも警察記章があります。前回の番組でも指摘しましたが、射撃されたとされる周克華の革靴とショルダーバッグも私服警官の一般的な用具です。ネットユーザーの分析によると、死者の身体特徴は指名手配されていた周克華とは多くの違いがあるそうです。これだけの警察用具の発見から、射殺されたのは私服警官であるとの疑惑が更に強まりました。
しかし、中共の鉄幕の隠蔽がある限り、真相は永遠に知られないかも知れません。
本日のマイクロニュースはここまで
(翻訳/坂本 映像編集/工)